乾癬発症時はまずは症状の安定化させて冷静に

乾癬を発症した大概の方は治療としてドボベッド等のステロイド剤を処方されると思います。それが\5,000/月程度。私の場合、これだけでは治まらず内服薬(オテズラ)に移行。これだと\20,000/月程かかります。
そして、枕やシャツに血が付き、ベッドや床には落屑、気になる周囲の目、そりゃもうパニックです。

医師に言われるがままに(高いなと思いつつ)治療を受けていましたが、結果論、それでよかったと思っています。
なぜなら、症状が進行状態にあっては冷静な判断ができなかったからです。
そこで一つの考え方として【一旦症状を落ち着かせて気持ちのゆとりを持つ】ということを提案いたします。
Kangalさんによる写真ACからの写真

乾癬発症時はまずは症状の安定化させて冷静に

乾癬を発症するとビックリですよね。シャツや枕に血はつくし、ベッドや床には落屑。風邪とは比較にならない医療費。私にとっても生活が一変するような出来事の一つです。
私の場合、引越し直後でストレスが一つの起因だったのかな、、、と思いましたが、今回記事にするのは、そういった振り返りは一旦置いといて、まずは症状の進行を抑えましょう!というお話です。

発病直後となると症状は進行状態なので、どこまで悪化するかもわからず不安でいっぱいです。
だから症状が治まるか、進行が緩やかになるまで治療を優先させて気持ちにゆとりが出たところで、細かい判断をしていきましょうという提案です。

誤解がないように付け加えると、症状の出方、治まり方、治療方法、ほんとうに個人差が多くあります。私の言っていることは、治療が優先だ!と断定的な話ではなく、冷静な判断ができるよう心にゆとりを持てる状況を作る方が価値的じゃないですか?ということです。
少なくとも、パニックになって医学的根拠の無い治療法に走るよりは良いです。

前提条件として

非常に大事だと思うので、この話だけで項目を作りました。

この提案(に限らずですが)には前提条件があります。
それは、乾癬について正しい知識、経験をお持ちの医師や、あるいは実体験をお持ちである患者会といった方々と相談できることです。
私の場合、最初の皮膚科の医師はあまり乾癬にお詳しいわけではなかったようで、患者会で乾癬の先輩方と相談しながら病院を変えました。
こうした対応ができたのも、実体験をお持ちの患者会の方々と相談できたお陰です。
今では、自分が受けている治療がどの程度の治療で、どの段階にあってといったことをある程度把握した上で納得のいく治療を受けることができています。

この点については別記事で紹介していますので参考にしてください。

発症時のパニック状態の私

同じ話を何度もしてしまいますが、シャツに赤い点々がついて、朝起きれば枕にも赤い点々と落屑、、、いや~パニックでしたね。
あとから友人に聞いた話では、確かに当時の私は様子がおかしかったと言われました(笑) いや、笑えないですけど。

ネガティブにしか志向できないし、計算しなくても赤字だってわかるし。
せめてもの抵抗は薬代をカードで支払ってポイントくらいはもらっておこうってくらいでした。
メタボだと症状が改善しにくいというのは医師からも聞いてたのでジム行く回数が増えました。でも肌が見えるのでお風呂は入りづらい。。。
食事とか色々気をつかって良さそうなものにしました。(具体的に話すと誤解を呼ぶので書きません)

でも、実はやればやる程苦しくなったんですよね。
今だからわかるのですが「健康的な生活をしなければならない病気になった私」という自己暗示の連鎖みたいな状況になってました。

進行が落ち着いて心の余裕ができた私

せっかく健康的な生活に近づいて、ダイエットもできたので少しオシャレしてみることにしました(笑)
やってることは大して変わらないのに捉え方が変わったんですよね。

また、進行が落ち着いたので、治療にかかる経済的な負担額の予想ができました。
実はこれが大事でした。今後の医療費の予想が立ったので不安が減りました。
私は他の持病もあるので、経済的な面での不安が大きかったんだなと自覚することもできました。
これが私が心にゆとりが出だすきっかけになったわけです。
こうなると、いくつか手立てが浮かんできてきます。
しかし、その手立てについてはあえてこの記事では書きません!
この記事に来られた方ということは、まだ発病初期の方も多くいらっしゃると思うので、今ここで書いてしまうと、不安状態のままで、私という一個人の事例に偏ってしまう恐れがあるからです。

落ち着いてくれば様々な対応方法が見えてくるよ!ということが伝わればと思っています。

医療費が高いのは変わらないですが、工夫する手立てはありましたし、贅沢をしなければ何とかなる目途もつきました。

致命的に残念なのは、せっかくオシャレをしたのに友人からは「もう少し服装に気を使ってもいいんじゃないの?」と言われてしまったことです(^^;
なので、友人に服を選んでもらってます(笑)

まとめ

乾癬に限らず、病気になれば生活を制限された気になってしまいます。
それは事実かもしれませんが、それだけで人生すべて台無しになってしまったわけではありません。
、、、といったこと私が言うにはまだまだ人生経験が甘いかもしれませんね。

でも、きっとそうだと思います。

パニック状態では嫌なことばかりが目に付いてしまいますよね。
それでは、解決するための手段を持っていても目が行くのは難しいです。
結局は【一旦落ち着く】という言葉に集約されてしまうかもしれませんが、発症時のその一つのきっかけになればと思います。

ちょっと落ち着いた今の私の新たな悩みは【乾癬が落ち着いたら何をしよう(^O^)/!】です!


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